演技派&個性派女優として、
最近はその知名度もかなり高まってきた伊藤沙莉さん。

SIMPLE PROFILE

伊藤沙莉megane

《芸名》伊藤沙莉(いとうさいり)
《生年月日》1994年5月4日
《出身》千葉県
《身長》152cm
《血液型》A型
《事務所》アルファエージェンシー

◇◇wikipedia◇◇

◇◇オフィシャルツイッター◇◇

◇◇まとめサイト◇◇

デビュー・初主演

  • 2003年(9歳)にドラマ『14ヶ月妻が子供に還っていく』で芸能界&女優デビュー。
  • 2015年11月から12月(21歳)に放送されたドラマ『トランジットガールズ』で初主演。

『14ヶ月妻が子供に還っていく』では、
女優としてデビュー作だったにも拘わらず
身体が少女に若返ってしまって、
現実を把握できないでいる
女性研究員役の心理を上手く表現している
として話題になりました。

9歳で初めての演技、しかも難しそうな
役を演じて評価されるのですから、
この時点で才能は間違いなくある
と判断できるのではないでしょうか。

伊藤沙莉子役時代nm

以後、これまでに30作品以上のドラマ・映画に出演しています。

特に最近はゴールデンのドラマの
レギュラーであったり、主演を演じたり
するようになって明らかに売れてきているな、
という印象ですね。

 

そんな波に乗っている伊藤沙莉さんが
ブレークした背景にはいじめっ子役
としての演技があるのですが、

ここでは

そのいじめ演技はどのようなものなのか

そして

実際の性格はどうなのか

を中心のテーマとして取り上げていきたいと思います。

 

人物的な特徴

伊藤沙莉さんはダンスを非常に得意としています。

ALL Japan Dance Contestの東京予選
サンリオダンスコンテストのキッズ部門

で優勝した経歴を持っています。

島谷ひとみさんの13枚目のシングル
『YUME日和』でも、9歳ながら
バックダンサーとして踊っています。

2005年に出演したテレビドラマ
『女王の教室』では自慢のダンスを
披露する機会があったので、
ここぞとばかりに見せつけています。

こちら

 

1:00辺りから5秒くらいですが、
キレのあるダンスをしていますね(左側)。

恐らく今後も披露する機会があるでしょう。

 

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特徴的な声

また、伊藤沙莉さんの声はハスキーボイスであり、かなり特徴的です。

「声がカッコいい」
「顔と声のギャップで惹かれちゃう」

という人も多く、声によって
アイデンティティーを出してるところもありますね。

「転校生」キャストインタビュー

確かに、その童顔からはちょっと想像の
付かないようなドスの効いたハスキーボイスですね。

これは子役時代からなので、
喋り過ぎてそうなったとかではなく
もともとの個性なんでしょう。

 

いじめっ子役として

いじめっ子としての役は、
間違いなくこれまでの女優・
伊藤沙莉を象徴するものであるでしょう。

伊藤さんが最初にいじめっ子
役を演じたのは、『女王の教室』にて。

伊藤沙莉女王の教室d2

伊藤沙莉女王の教室d

 

このドラマでは、志田未来さん演じる
神田和美をいじめる田中桃という
人物の役を演じました。

女王の教室のクラス名簿

 

志田未来さんもどちらかと言うと
気が強そうでいじめっ子っぽい
雰囲気なんですけどね(笑)

志田未来mukashi

 

ただこのときはまだ

「なかなかリアリティーのあるいじめ役だな」

という程度の印象しかありませんでした。

 

<参考記事>

志田未来の強みは演技力と可愛いさ?神木隆之介との熱愛の真相とは

 

GTOでのいじめっ子役

しかしながらその後
『GTO』に出演した際に
演じたいじめっ子役は、
世間に非常に強烈なインパクトを
与える結果となったのです。

伊藤沙莉GTOdayo

(一部抜粋)

4人の”いじめっこ”役の女子生徒がいた中で、視聴者から一際高い評価を得ているのが、「加奈子」役を演じた伊藤沙莉(いとうさいり、20歳)だ。とにかく陰湿、かつ独特の口調で紋切り型ではない”いじめっこ”役を演じた伊藤。

引用元:news.livedoor.com

 

 

実際、『女王の教室』のときよりも
格段に上手くなってる(陰湿さが増してる)
という評価をされていました。

そのGTOでのいじめっ子演技の模様が
よくまとめられている動画を発見したので、
ぜひ視聴してみて下さい。

基本的にいじめっ子というのは、
ノリの良さや相手を威圧するパワーを兼ね備えています。

その点で言えば、伊藤さんは
この二つのポイントをしっかりと
抑えているように思いますね。

しかも伊藤さんにはハスキーで
ドスの効いた声があります。

この声の迫力によって、威圧感が
倍増されているという印象を受けます。

伊藤沙莉GTOshut

 

『怪盗 山猫』でのいじめっ子役

そして2016年に出演したドラマ
『怪盗山猫』でも同じように
世間にインパクトを与えました。

昨年、飛ぶ鳥を勢いでブレークを果たした
広瀬すずさん演じる人物(真央)
をいじめる同級生役で出演した
こともあってか、かなりの反響があったようです。

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まあはっきり言って広瀬さんも
女性からはあまり好かれてないので、
意外とけっこう「すっきりした」
という意見もあったりしましたが(笑)

 

ちなみに、二人は仲良しです(笑)

伊藤沙莉山猫igimel

 

ただ行き過ぎた意見として、

「演技が上手過ぎて素にしか見えない」

といったものもあります。

本当に演技というかむしろこれが素だったら
それはちょっと困りますよね(笑)

 

≪リアルにいじめを受けていたことを告白した女優とは…≫

江角マキコが学校で子供のママ達、家で元旦那の姑のいじめを受けていた?

 

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実際の性格はどんな感じ?

では、伊藤沙莉さんの
実際の性格はどうなのでしょうか。

まず、伊藤さん自身は自分の性格のことを
このようにコメントしています。

「気分屋」

「静かな性格ではない」

A型ってよく 変なとこ神経質っていうけど 私典型的なそれなんですね。

出典:伊藤沙莉オフィシャルツイッターより

 

静かな性格ではないというのは、
ドラマで演じる役の雰囲気を見てれば
何となく感じますね。

あれはもともと大人しい人が
できる演技ではないと思います。

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モデルプレスインタビューから推察

伊藤さん初主演ドラマ『トランジットガールズ』
に関するモデルプレスのインタビューでは、
伊藤さんの性格が垣間見える発言がいくつか見られます。

 

まずは、一緒にインタビューを受けた
共演者(もう一人の主役)の佐久間由衣さんのコメントから。

<一部抜粋>

佐久間由衣derabepm

佐久間:沙莉ちゃんのパワーがすごくて魂がここにあるのが分かるんです。私にとってはフワフワしているものでも、沙莉ちゃんは信念が宿っているというか。そのパワーがすごくて受け止めきれずに、涙が溢れ出てしまって。
引用元:mdpr.jp

伊藤さんの演技に涙が出るほど
パワーを感じるということは、
それだけ伊藤さんが演技に対して
本気で向き合っているからでしょう。

つまり、プロ意識が非常に高い

プロ意識が高いことは、同時に
負けず嫌いであることを意味します。

 

ただ一方で、本人の発言から
逆に神経質であったり、
弱気であったりする一面も見せています。

<一部抜粋>

伊藤:すごい盛り上がっていただいているなと感じている反面、1話の放送のあとはかなり落ち込んでしまいました。元々自信があるタイプじゃないですし、相手役が由衣ちゃんだから、隣に並んだ絵を観て「脚の長さww」みたいに書かれるんだろうなって想像してたら案の定その通りに書かれていて、それを見たときも落ち込みましたね。

良くも悪くも…ですね。

伊藤:あと、声についての指摘も多かったです。私、自分の声が低いって今まで思ってなかったんです。ちょっと枯れてるけど、親には「低いんじゃなくてハスキーだよ」って言われて育ったし。ネットで「ガラガラ声」って書かれてたときはショックでした。告白のシーンとかも伝えたいって思いが強くなると、ドスが効いてきてやり直し。容姿に関することも多かったですね。

<中略>

伊藤:2週目までがつらくて…そのあとから少し落ち着いて好意的な意見もちらほら。ほっぺたを引っ張られて「おまんじゅう」って言われるシーンがあるんですけど、最近は「おまんじゅうが癖になってきた」とか(笑)。お芝居の部分で何かを見せることができているのかなって、ほんの少し手応えを感じています。

― 徐々に恋する女の子に変わっていく様子が、可愛らしくて素敵な演技だなと思って拝見しています。

伊藤:恥ずかしいです(笑)!私、可愛いの引き出しが少なくて。可愛くない人が可愛いことをやっても、「可愛くねーよ」って思われるんじゃないかなって考えちゃうんですよ。

引用元:mdpr.jp

 

明るい人や負けず嫌いな人というのは、
意外と繊細だったりしますからね。

そして繊細な人は、概して思慮深い人が多いです。

実際、個人的には上で紹介した
転校生インタビュー動画からは、
凄く冷静で思慮深い方だな、という印象も受けましたね。

 

いずれにしても、童顔の見た目とは
全然違う雰囲気を出していますね。

これがまた伊藤さんの魅力である
とも言えるのだと思いますが。

 

いじめっ子以外の演技も秀逸

本人は悩んだという『トランジットガールズ』
でのラブシーンですが、これが視聴者の間では
いじめっ子役のときと全然雰囲気が違うとして驚かれていました。

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ですから、いじめっ子の演技だけではなく、
他の演技も非常に高い評価を得られていて、
今や演技力そのものの高さに定評のある女優となっています。

 

というわけで、伊藤さんの
いじめっ子の演技がやたらと上手いのは
素でいじめっ子だからではなかったのです。

という結論で良いと思います(笑)

伊藤沙莉松岡茉優dayo

 

◇最後に一言◇

さて、伊藤沙莉さんは女優として

これからどのように成長していくのか。

もともと負けず嫌いなようですし、
たとえそれが間違いとわかっていても
ついついビジュアル面で大変恵まれた女優と
比較したくなってしまうときもあるかも知れません。

しかし明らかに伊藤さんには
非常に高い演技力がありますし、
オリジナリティーもありますから、自信を持って
自分のペースで、自分なりの道を進んでいって欲しいですね。